生まれつき(先天性)の目の病気は治す事ができる？治療する事は可能か？

目の病気にも色々あるかと思います。
その中でも生まれつき目の病気を持っている時はその病気は治せるのかについて書いていますので、
よろしければ見ていって下さい。

目の病気の中には先天性の病気があります。

遺伝性の目の病気としては、屈折異常、斜視、色覚異常、先天性白内障、緑内障、網膜色素変性、網膜芽細胞腫があり、
これらの治療はどうしたらよいのかについて書いています。

まず初めに屈折異常ですが、これは近視、遠視、乱視など目のレンズの役割をしている水晶体のピントが
合わせにくい目の異常になります。

これは親が屈折異常だからと言って全ての子供に遺伝するものではなく、環境で発症するものも多いため、
親がそうだからと言って子供にもというわけではないそうです。

治療としては、メガネなどで視力を矯正するとことが多いです。

斜視は間欠性外斜視と呼ばれるものが遺伝すると言われています。ですが、この症状は遺伝する確率が少ないため、
あまり症状が出ないと言われています。

治療は主に手術になります。目の周りにある筋肉を眼球が正面に向くように調節して治療します。

色覚異常は男性に見られる症状だそうです。主に正常な人に比べて赤や緑を識別する力が低いそうです。
視力に異常はないため、あまり、社会的な制約がありません。
そのため、視力検査などで初めて指摘されることが多いそうです。

緑内障は眼球内部の眼圧が高くなり、視力の低下や視野が狭くなるなどの症状があります。
治療はほとんどの人が目薬での治療になるそうです。
ひどい場合などは手術を受けて治療になります。

網膜色素変性は視野が周りからだんだんと失われていき、進行すると中心部分のみの視野だけになり、
さらに進行するとその中心部分の視野も失われて失明状態になってしまいます。

この病気は遺伝性であると言われていますが、その原因などについてまだ研究段階の為、
治療は難しく、現在では残された視機能を有効に使うためのリハビリテーションしかないそうです。

網膜芽細胞腫は遺伝性のガンとして知られています。

この病気は目が光って見えるそうで、ネコ眼とも言われてきましたが、早期に発見すれば視力を失うなどの
最悪のケースは免れるそうです。

治療は抗がん剤による科学療法、放射線治療などがあります。

以上のように先天性の目の病気は色々あります。

どの病気もほうっておくと失明してしまうこともありますので、目に何らかの違和感などを感じた時は
早急に眼科を受診して下さい。