近視のメカニズムについて知り、目の知識を深めよう!
学校の視力検査などで視力が悪くなると「近視ですね」と言われたらメガネやコンタクトレンズを
装着して強制することが多いかと思いますが、そもそも近視とは何なのでしょうか。
近視のメカニズムについて書いていますのでよろしければ見ていってください。
近視のメカニズムとは?
目に入ってきた光は角膜と水晶体を通ります。その時光を屈折させて網膜に届けます。
そこで網様体筋の働きで水晶体の厚さを変化させ、ぼやけていた像をはっきり見えるように
します。この状態が正常に行われているものが正視と呼ばれています。
目は遠くを見るときは水晶体の厚みを薄くしてものを見えるように調節しています。
ですが近くばかりを見ていると水晶体を動かす毛様体筋の緊張状態が解けなくなってしまい、
水晶体を薄くする力が損なわれているのです。これが近視と呼ばれる症状になります。
近視には屈折性近視と軸性近視の二つがあります。
軸性近視とは水晶体から網膜までの距離が長いため、ピントを合わせる位置が網膜の手前に
きてしまい、物が見えにくくなります。
屈折性近視とは角膜と水晶体の屈折力が強すぎて網膜手前にピントを合わせてしまい
軸性近視と同じく物が見えにくくなります。
視力が悪くなるとただメガネやコンタクトレンズを矯正して終わることが多いかと思います。
今回の記事で簡単な説明ですが近視になるメカニズムについて書かせていただきました。
少しでも近視のメカニズムを理解していただけたら幸いです。
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