近視と眼軸長の関係は?測定や正常値の平均はどれくらいか?

近視と眼軸長の関係

視力が低下すると近視と呼ばれますが、近視になるというのは眼軸長と関係はあるのでしょうか。
正常な目の平均はどれくらいなのでしょうか。

近視と眼軸長の関係に書いていますのでよろしければ見ていって下さい。

近視と眼軸長の関係は?正常値の平均は?

近視とは簡単に言えば遠くのものが見えにくくなってしまい、メガネやコンタクトレンズで矯正しないと
物が見え辛い症状のことです。

なぜ見えにくくなるのかというと眼内に入った光が網膜よりも手前で焦点を結んでしまい、
網膜にピントが合わない状態のことです。

この網膜にピントが合わない状態の原因に角膜から網膜までの長さ(眼球の長さのことを眼軸長と言います)が
正常よりも長い場合と、角膜や水晶体の屈折力が大きすぎる場合があり、前者を「軸性近視」、
後者を「屈折性近視」と呼ばれています。

この軸性近視というのは眼軸の長さと関係しています。
先ほど書いた網膜の手前にピントが合ってしまうということはその人の持っている眼軸よりも短い位置に
ピントを合わせるということになります。
近視は正視の人に比べるとこの眼軸と角膜から網膜までの長さが同じではないために起こる
症状と言えると思います。

正視の人の眼軸長の平均は成人で大体23~26mmと言われています。
近視の人の眼軸長は27~30mmの長さだそうです。

測定方法は最近では超音波を当てて眼軸の長さを測る方法が多いそうです。
点眼麻酔をするため痛みを感じることなく、5~10分ほどで測定が終わるそうです。

軸性近視は遺伝であると言われていましたが最近は生活環境もその要因に入るのではないかと
言われるようになっています。
近視を予防するために一度自分の生活環境を見直すことも大切かと思います。


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