目の病気の中心性漿液性脈絡網膜症とはどんな症状？

目の病気に中心性漿液性脈絡網膜症というものがありますが
どのような症状のことを言うのでしょうか

ここでは、中心性漿液性脈絡網膜症という病気について
書いていますので、ぜひ一度見ていって下さい。

瞳孔から眼球内に入った光を網膜で感じ取り、
視覚情報としていますが、眼底のほぼ中央にある黄斑と呼ばれるものが
とくに視力に関与していると言われます。

中心性漿液性脈絡網膜症はこの黄斑部分に水ぶくれ（むくみ）が起こり
部分的に網膜剥離が起こってしまい目の見る機能が低下する病気です。

網膜剥離自体は軽度なものが多いそうですが、視力にとって一番大切な
黄斑が病気になってしまいますので、様々な症状が現れます。

主な症状は以下の通りです。

視力低下。
網膜剥離の為網膜機能が障害され視力が低下します。
視力低下は悪くても０．５まででとどまるそうです。

中心暗点。
黄斑の網膜機能低下により視野の中心部分が他に比べ暗く感じられます。

変視性。
黄斑の水ぶくれの為物が歪んで見えます。

小視性。
物が小さく見えます。

色覚異常。
物が実際と違う色に見えたりします。

遠視。
黄斑の水ぶくれが原因で網膜の位置が前に移動し、
軽い遠視になります。

この黄斑部の水ぶくれの原因としては
網膜色素上皮のバリア機能の低下によって脈絡膜の中の
水分などの漿体（液体）が網膜側に漏れ出すことが原因と言われています。

この病気がどうしてなるのか、正確に原因は特定されていませんが、

なった人の多くは徹夜明けであったりなどの、過労やストレスが原因の一因であると
言われています。

一番良いのは心身ともにリフレッシュすることが良いと思いますが、
中々そんな時間もないかもしれません。

ですが、発症してからでは遅いのも事実です。
予防としてはなるべく定期的に眼科に行き自分の適切な検査・治療をしてもらうことが
いいのかと思います。